ゾウの初めてのホノルルマラソン その1  その2  その3  その4  付記

そろそろダイヤモンドヘッドが見えてくる。コースはどんどん上り坂になってくる。トムさんが言っていた、「最後の2kmがずーっと上りなんだよ。これがかなり辛いんだ。」という言葉を思い出した。本当につらい区間だ。

ただひたすらもくもくとゴールを目指す。左にときおり海が見える。「あの海に飛び込んだら気持ちいいだろうなぁ」。やっと上りが終わったような気がする。後はカピオラニまで下りだぁ!

公園の端っこが見えてきた。コースは平らになり、応援者もどんどん増えてくる。あとちょっとだ。辺りを見回しながら妻の姿を探す。約束の場所はゴールの手前200mくらいだ。前方にFINISHの大きな横断幕。前日下見に来たときに見たやつだ。あの先にはカメラマンが居る。

ものすごい数の応援者だ。なかなか妻を発見できなかった。「あ、居た!」と思って声を掛けたときには通り過ぎてしまい、ビデオに収めてもらえなかった。せっかく重い思いをしてこの為だけに持ってきたのに。。。
でも、ゴールが目の前なのでここで戻るわけにもいかず、そのままゴールへ。



ゴールを待つ人
4時間30分34秒でゴール。(後でわかったが花火見学のスタートロスが1分あった)。まあまあのタイムだった。

ゴールすると、貝殻のレイをかけてくれる。完走のしるしらしい。シャワーもあったので少し浴びて汗を流す。ビシャビシャのまま、前日に約束していた集合場所へ行く。集合場所を決めていないと迷子になっちゃうくらいに人が多い。
妻と再会して、完走Tシャツを受け取りに行く。サイズを見てでかすぎる事がわかり、係りの人にワンサイズ小さめをお願いする。「ダメダメ」といいながら隣のMサイズを手渡しながらウィンク。アメリカらしくておおらかだ。その後、ハハランナーさんのツアーのHISのテントを見に行くがあまりの人の多さにあきらめ、ホテルに帰る事にする。
ホテルまでの、約2kmの道のりを歩きながら、いつかは来たかった「ホノルルマラソン」に来ることができた幸せを噛み締めた。マウンテンバイク&半ズボンの粋なワイキキポリスの交通整理で歩道を渡りホテルへと向かう。

途中、オープンカフェのおいしそうなレストランを発見、ホテルでシャワーを浴びてフィニッシャーTシャツに着替えてそのレストランに戻って昼食を取る。目の前をゴールした喜びにあふれ足を引きずったランナーが通り過ぎて行くのを眺めながらバドワイザーで乾杯。

その後、日本から予約しておいた「ロミロミマッサージ」を受けに行った。朝早く走った疲れから、施術中いきびをかいて寝ていたそうだ。足もすっきりしてホテルに戻ると、やはり日本から予約しておいたオプショナルツアーの待ち合わせ場所の確認にシェラトンホテルを見に行く事にする。

シェラトンホテルの裏道を歩いていると、前方より日本人ランナーが4人歩いてくる。「ゾウさん!」一人が呼ぶ。「あ、ハハランナーさんだ!」。なんと待ち合わせもしていないのに、広いワイキキのホテル街の裏道でばったり出会うなんて、すごい偶然。奇跡みたいなもんだ。一緒のご夫婦がゾウと同じ「インペリアルオブワイキキ」というコンドミニアムに泊まってるという事。一緒に打ち上げをしようと話が決まる。

部屋に帰り、疲れた妻を部屋に残し、夕食のディナーの予約を近くのホテルでして、ゾウはそのまま打ち上げ会場へ。(ハワイにまで来て同じ事やってる自分が可笑しい)。程よく呑んで語らって、ディナーの時間になったので、ハハランナーさん夫婦と、友人夫婦と別れて、部屋に戻り、ウトウトしていた妻を起こしてオーッキッドレストランへ。

スラックスと襟付きシャツじゃないとダメというレストランだったので、受付でアロハをレンタルして、テーブルへ。シェフのお勧めコースを頼み、お勧めのシャンパンを開けて夕日が沈む海をみながらリッチにディナー楽しむ。

レストランの副主任らしき人物が、ゾウのフィニッシャーTシャツを見て「走ったのですか?」と問いかけてきた(多分そうだと思うけど英語なので正確にはわからない)。そうだと答えると、「レストランのマネジャも本日走ったのでお休みです」と笑いながら話してくれた。少し会話を楽しみ、「またホノルルマラソンに来てくださいね」と言われて本当にまた来たいなぁと思った。ディナーの最後には疲れからゾウはウトウトしてしまい。妻の失笑をかってしまった。

部屋に戻り、翌日のいるかと泳ぐオプショナルツアーのために早めに床に着く。